自計化とは、税理士事務所や会計事務所に記帳などを丸投げするのではなく、日々の仕訳や記帳は自社で行うことを言います。
基本的な経理は自社で行い、決算や税務申告、税務相談などのサポートを税理士から受ける方法です。
ここでは、自計化で目指したいゴール地点について説明します。
最近は、記帳代行サービスなどがあるので、領収書などを集めるだけで、後は丸投げという企業も少なくありません。
ですが、これでは1ヶ月のお金の動きや業績などがわかりにくくなります。
税理士に渡してもすぐに結果が出るわけではなく、仕訳して月次の決算の結果が出るまでにタイムラグがあります。
会計処理のスピードアップを図り、より素早く正しく経営判断をしたい企業やビジネスチャンスを逃さず、瞬時の判断を下していきたいなら、自計化がおすすめです。
タイムラグもある月次の決算ではなく、自計化を図ることで日々のお金の流れを見える化できます。
リアルタイムに瞬時の経営判断を下すには、日々の資金繰りや利益予想額にもとづいたほうが望ましいです。
そのためには、自社内で会計処理を行ったほうが、断然スピードが高まります。
日々のお金の流れ瞬時に把握、分析できるリアルタイム会計により、スピーディーな経営判断に活かしていくことが自計化の最大の目的です。
自社で日々の記帳や家計処理を行う自計化のゴール地点はリアルタイム会計です。
これによって、瞬時に的確な経営判断が可能となります。