076-222-2228受付時間 9:00〜17:00 ※土日祝休み
TEL

lecture学習ブログ

トップページ > 学習ブログ > 経常利益を増やすことが企業の課題
2022.12.28

経常利益を増やすことが企業の課題

会計

経常利益がプラスの状態は、企業が稼げている状態を意味します。
企業が稼げているかどうかは、経常利益を見ればわかるのです。
ここでは、経常利益の定義、営業外費用のこと、営業利益などについて説明していきます。

経常的に得ることができる利益

企業が得ている利益の中で、安定して得ることができるものが経常利益です。
本業で得た利益のみを指すと思われがちですが、たとえば不動産を活用した賃貸事業を行っており、それから得られる収入も含まれます。
ただし、経常利益と言われるように、突発的に発生する利益は含みません。

営業外費用を差し引いて計算する

経常利益を算出する時は、営業外費用を差し引きます。
金融機関から借入している場合、元金と利息を返済する必要があります。
つまりは、事業が順調でない場合は経常利益が赤字になることも考えられるのです。
経常利益を増やすためには、借入が大きくなりすぎないように注意する必要があります。

経常利益は企業のステイタスにつながる

会社が存在する理由は、第一に利益を出すことにあります。
慈善事業ではないビジネスは利益を出さなければ成立しません。
しっかりと稼ぐためには、経常利益を安定して黒字化させる必要があります。
本業の営業利益がマイナスであっても、本業以外の事業が順調であればトータルで利益はプラスになります。
なお、理想的な状態は営業利益と経常利益がともにプラスになることです。

まとめ

経常利益とは本業の営業利益のほかに、投資などで得た利益を含めて計算します。
金融機関からの借入などの営業外費用は差し引く必要があるので、借入状況によっては経常利益はマイナスになることもあります。
経常利益が黒字であれば、損失より利益が大きい状態です。

まずはお気軽にご相談ください。