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2022.12.28

現金証憑書類の仕訳を起こす際のチェック事項とは?

会計

現金で自販機を利用し、缶コーヒーを購入する場合もあるでしょう。
急いでいて、タクシーに乗り領収書がもらえない場合も考えられます。
必ずしも領収書がもらえなくても、現金証憑書類として出金伝票を起こしておけば仕訳ができます。
税務署が見ても問題がないようにするためにも、現金証憑書類の仕訳は重要です。
こちらでは、チェック事項について紹介していきます。

出金伝票を正しく残す

現金で払った場合領収書があれば良いのですが、ない場合もあります。
その場合、出金伝票を活用し、要件を満たしていれば仕訳可能です。
成立させるためには、現金で支払いをした日付、支払先の名称、金額、なぜ利用したのか目的やサービスや物の内容を書きます。
要件が揃っていれば、領収書がなくても経費になります。

何か証拠になるものがあれば一緒に残す

領収書はもらえなかったものの、当日現金で支払うことになった証拠になりそうなものがあれば一緒にセットで取っておきます。
たとえば、企業でビジネス関係のセミナーに参加しなければならない時もあるかもしれませんが、その時にもらったチケットがあれば一緒にしておきましょう。
チケットは決して領収書ではありませんが、出金伝票と一緒にしておくと信頼度がアップします。

現金出納帳も証拠になる

現金で支払い領収書がもらえなかった時には、現金出納帳にも記帳します。
しっかりと記しておけば、時系列に記載されているものなため、出金伝票が間違いなく起こされていた証拠になります。

まとめ

現金証憑書類の仕訳を起こす際、領収書がないこともあります。
税務署がチェックした時に、説得力のある現金証憑書類が大切です。
出金伝票を正しく起こし、関連するチケットなども取っておきましょう。
現金出納帳も証拠になりますので、しっかりと記帳したかチェックします。

まずはお気軽にご相談ください。