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2022.12.28

営業利益とは何か?

会計

損益計算書においては、営業利益を含む経常利益や売上総利益などといった5つの利益が計上されていきます。
その中でも営業利益、経常利益は企業の業績を把握する際に必要な項目となります。
今回は、この営業利益について詳しく解説してまいります。

営業利益とは

営業利益は、「企業の主たる営業活動(本業の商取引)で稼いだ利益」を指しています。
売上高から販売する商品などの仕入原価となる売上原価を差し引いた売上総利益となりますが、さらにこの売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたものが営業利益となります。
そもそも、売上総利益だけわかっていても、本業自体が儲かっているのかを判断することは困難です。
ただ商品を仕入れて売るというだけでは、商品を売ることはできません。
商品を売り上げるために必要な経費としては、広告宣伝費や従業員の給与、そして運送費などがかかります。
これらの費用を含めて差し引くことで実際の本業の儲け=営業利益を把握することができるのです。

営業利益でわかること

営業利益を管理することでわかることは、営業利益が大きくなるほどその分本業の経営が非常に良好だと言えることになります。
売上原価にかかる仕入れや材料費、人件費などは企業の経営にとって欠かせないものですが、これらを差し引いても利益が残るとことは非常に企業の経営が潤っていることになります。

まとめ

営業利益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を差し引いた金額で、本業の儲けを明確にするものということを開設してまいりました。
営業利益についてしっかり押さえておくと、無駄な人件費や仕入原価などをコストカットできるでしょう。

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