毎月の給与支払時に、所得税を源泉徴収して納付するのは、手間のかかる作業です。
納付書を書いて、銀行に持ち込んでいるという企業も少なくありません。
こうしたアナログの手間をもっと効率良く、スピーディーにできないかとお困りなら、PX2を活用するのがおすすめです。
PX2から毎月の源泉所得税の納付データを作成する方法を見ていきましょう。
毎月納める源泉所得税の計算や納税は、経理担当者にとって手間がかかる作業の1つです。
毎月必ず発生する業務だからこそ、業務負担を軽減し、作業スピードをアップするのがおすすめです。
PX2を使った場合、各従業員の個人情報や扶養家族情報を登録しておけば、毎月の勤怠データを入れるだけで自動的に給与が計算され、源泉徴収額も算出されます。
税制改正があっても、自動的に最新の法令や制度が適用されるので安心です。
複雑な制度改正や頻繁に行われる改正をキャッチアップできていない場合でも、正確な源泉所得税額が計算できます。
PX2に加えて、オプションシステムであるTKC電子納税かんたんキットを導入すれば、納税業務がいっそうスムーズになるのが便利です。
PX2で作成した給与の計算結果を元に、源泉所得税の納付書を作成し、データ連動により効率的に電子納税を実施できる仕組みが構築できます。
TKC電子納税かんたんキットを使えば、銀行窓口に出向いたり、ATMに並んだりしなくても、職場にいながらオンラインで納税が完結できます。
PX2で作成した源泉所得税のデータを、TKC電子納税かんたんキットに簡単に連携できるので、納付書をわざわざ手書きする必要もなくなるのです。
さらに、電子納税を利用すると振込手数料は無料なので、コスト削減にも役立ちます。
毎月の定期的な納税を便利に行うために、ダイレクト納付と呼ばれる口座引き落としをすることも可能です。
事前に法人口座の登録が必要ですが、登録が済めば口座引き落としにより、直接納税ができるようになります。
インターネットバンキング契約もする必要がなく、口座に残高さえあれば、毎月の納税額に応じた金額が引き落とされます。
電子納税の結果はシステムにデータ保存され、10年分を保管・管理できるので、証憑の保管義務も満たすことが可能です。
PX2から毎月の源泉所得税の納付データを作成するには、給与計算を行うことで、最新の税法に基づく所得税額が計算できます。
データをTKC電子納税かんたんキットに連携させることにより、電子納税も可能です。