雲野照正税理士事務所 - 経営にかかる雲を晴らす

電子申告ができることで納税作業が簡略化されるかと思われましたが、実際には国税と地方税を別々のシステムで納税しなくてはなりません。
その手間を軽減してくれるのが、納税かんたんキットです。
どのようなキットなのか見ていきましょう。

納税業務を一元管理

企業が法人税や法人地方税を納税する場合、国税庁と社団法人地方税電子化協議会からそれぞれ提供されているシステムを用い、税目により別々に申告、納税手続きを行わなくてはなりません。
納税かんたんキットを使えば、1つのシステムで国税、地方税の複数の税目を簡単に申告納税できます。
別々のシステムを使いこなす必要がなくなり、同じシステムでできるので操作性と効率が増します。

TKC給与計算システムと連動が可能

納税かんたんキットをスムーズに使いこなすには、TKC戦略給与情報システムPXシリーズやe21まいスターあんしん給与も導入するのがおすすめです。
システムで作成した給与所得や退職金などのデータを納税かんたんキットに連携できるので、納付書を手書きする必要はありません。
転記ミスがなくなり、面倒な手計算も不要です。

業務効率アップ

データ連携だけでなく、パソコン操作だけで納税ができるので、銀行窓口に出向く必要もありません。
一度の手続きで、複数の市区町村への電子納税も可能です。
電子納税は振込手数料もかからないので、コストも抑えられます。

まとめ

納税かんたんキットを使うことで、国税、地方税を問わず、簡単に納税ができるようになります。
TKC給与計算システムと連携させればより便利です。