雲野照正税理士事務所 - 経営にかかる雲を晴らす

監査では、しっかりとルールに従って会計の計算がされているかどうか見られます。
その際に、資料がないと調べることができないため、事前に用意してほしいと言われることも多いでしょう。
こちらではなぜ監査が必要か、何を準備したら良いのか紹介していきます。

そもそも監査があるのかなぜか

ほとんどの企業がルールに沿って会計を行っていますが、中には少しでも自社の利益を多くしたいとごまかしている企業もないわけではありません。
ごまかしが簡単に通用するのであれば、不平等にもなります。
そこで、ルールを逸脱して儲けを増やしていないか、本来支払うはずのお金をごまかしていないか点検するために監査があります。
企業として毎年納税などを行い書類を提出していますが、一方的な開示では本当のところはわかりません。
正直に支払っている企業だけが損をしないように、公平性を図るためにも監査があります。

監査で用意してほしい資料

だいたい準備してほしいと言われる資料は、取締役会議事録、株主名簿や株主総会の議事録、総勘定元帳データや勘定明細、仕入先一覧表などです。
ほかにも、棚卸表、賃貸契約、ローン契約などの契約書類などさまざまな資料を求められます。
監査を行う時に何の資料が必要かは詳しく教えてもらえるため、漏れのないように準備しておきましょう。

まとめ

会計など不備がないか監査が行われますが、この時必要になる書類は結構あります。
数の多さに準備が大変に感じてしまうかもしれません。
何が必要かは監査する人から教えてもらえますので、迅速に準備に取り掛かりましょう。
さらに、ヒアリングもされるため、監査人の質問に答えられるようにもしなければなりません。