学習ブログFX2は会計ソフトウェアですが、経理が数値を入力している月の途中にも、経営陣が随時内容をチェックできることから「最強の業務管理ツール」と呼ばれます。
ここでは、FX2で仕訳データを作成する手順を紹介します。
ステップ1：自社情報から「C.データの切り出し」→「32.仕訳情報の切り出し」を選択
ステップ2：検索対象仕訳：全仕訳を選択
ステップ3：検索条件の指定で年月日を指定
ステップ4：切り出し先ディレクトリから「変更」を選択し、保存先を指定
ステップ5：テキストファイルを選択
部門データがある場合は、前述したステップ5までを行ったのち、もう一度「データの切り出し」を開く必要があります。
「検索対象仕訳：全仕訳」を選択して、検索条件の年月日を指定しましょう。
ステップ6：部門名から一覧を選択し、部門の選択を開きます。
ステップ7：「F7：一括選択」を選んだのち「F4:選択終了」を選びます。
ステップ8:仕訳情報の切り出しに戻り、切り出し先ディレクトリで「変更」を選んでファイルの保存先を指定します。
ステップ9:テキストファイルを開きます。
FXシリーズは会計ソフトウェアというだけでなく、経営者が随時方針決定をするための材料となります。
会計ソフトウェアは経理担当者にとって日常的に使用するツールですが、経営に関わる陣営が常に最新の業績を確認できるのは大きな強みでしょう。
前述したとおり、組織体系にあわせて部門ごとに売上高や限界利益など業績を見える化できるため、月の締めを待たずに戦略を決められます。
また、どの部門が伸びていて、どの部門が振るわないのかをタイムリーに知ることができるため、より早い対策を打つことも可能です。
経理の現場で入力を担当している従業員も、迷わず失敗しないデータ作成が可能となるのがFX2です。
自動的に消費税法や会社法など各種法令の変化に対応するため、スピーディーで正確な経理業務が行えるようになるのが強みでしょう。
手間のかかる支払事務も合理化し、帳簿が電子化されることで、電子帳簿保存法にも対応できます。
対策をしてもゼロにすることが難しいのがヒューマンエラーですが、FX2を適切に活用することができれば、経理部門の業務執行レベルが格段に上がるでしょう。
FX2で仕訳データをファイル化する際には、部門データがあるかないかで多少手順が異なります。
手間のかかる操作はありませんので、ぜひ使いこなして経営判断に役立てましょう。
