伝票起票に慣れている方も、まだ取り組み始めたばかりの方も、気を付けておきたい4つのことをご紹介します。
伝票起票も複式簿記のルールにもとづいて行われているので、左側の借方と右側の貸方の合計額が常に一致していないといけません。
違う金額になっていたら、どこかに不具合が生じています。
現金と売掛金を間違えるようなミスだけでなく、企業ごとによって異なる勘定科目の分類に注意しましょう。
勘定科目は統一されたルールはありません。
そのため、企業によって違うケースもあります。
経理の経験者として転職してきても、前の職場のルールと新しい職場のルールが異なる場合があるので注意しましょう。
不一致が起きてしまうと、後でわかりにくくなります。
当然ながら、金額のミスをしないようにしましょう。
桁の間違いをはじめ、元になる数値が見えにくく、判別がしにくい場合は、必ず取引先や担当者に金額の確認をすることが大切です。
摘要に記載する際は、自分だけがわかる書き方ではなく、第三者が見てもすぐに理解できるように記載しなくてはなりません。
後から過去の履歴を振り返っても、すぐにわかるようにしておきましょう。
伝票起票時の注意点として、借方と貸方の金額が合致しているか、勘定科目に間違いはないか、金額は正確か、摘要の内容は的確かをよく確認しましょう。